顔の左右差の原因は?

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体を動かす、って、どういうことなんだろう? ジミ~な、ジミ~な動きの実験をしてみた。その結果は、驚きのものに……

怪訝が唖然に、なんとビックリ!

以前、「ニコニコ太一気功」のサークルメンバーに床に寝てもらい、腕と手、脚を小さくゆっくりと、呼吸に合わせ、動きそのものを味わいながら、動かしていく、というのをしてもらった。

あまりに地味で、ハデな動きなんてな~んにもないから、やっている人も、いったい何かな、という怪訝な表情。

それでも、実に、二十数分! もかけて、ようやく右半身を終え、立ってもらうと、怪訝が唖然に! なんとある人の右と左の眉の高さに歴然とした差が生じていたのである……。

顔の表情では、ほとんどの人が右側がイキイキとし肌つやもよくなり、目も比較的大きくなっていた。そのほか、右半身が楽、体が伸びたような気がする、といった反応も。

体を小さく動かすことの意味

これは何かというと、ゆっくりと小さく体を動かすことで、外側の筋肉(アウターマッスル)がすぐにも動き出そうとするのを抑え、体のなかのほうの筋肉(インナーマッスル)を働かすようにした結果、体の内部に効いて、循環がとてもよくなったせいではないだろうか。

とかく運動するというと、激しい運動をして、あ~、やったぞ! という量的、刺激過剰的な満足感に浸ろうとしがち。でも、そうではなくて、こんなにジミ~で穏やかでいながら、それでいてハッキリした効果を示すものもあるんですネ。

本来の美形を取り戻そう!

時々、顔が左右で違っているのは、これは親のせい、生まれつきだと思っている人がいるけれど、実は食事をとるときに、どちらか一方で食べる片噛みが原因になることもある。体の偏った使い方を改め、内部の循環をよくしていけば、本来もっている美形がきっと顔に現われるようになるのでは……。