健康太一ミニコラム:2017年春号3続
今回は、”脱力”についての新規記事と、それに関連する過去記事の一部補足更新です。お互い、無駄な緊張は上手に解きほぐしましょう……
07 何かをするということ、何かをしないということ
“脱力”については、これまでにもいろいろ述べてきました。
ブログの「”脱力”のちょいヒント」では、筋肉ではなく、骨を意識して動きましょう、と言いました。
無駄な筋肉の緊張を避けよう、との主旨ですが、苦手という人の動きを見ていると、必ずしもこのことが上手く伝わってはいないようです。
そこで、ふと気づいたのが、“意識”の問題。苦手な人は、何か(この場合は脱力)をしないといけない! と思い込んでいないでしょうか。
でも、考えてみると、脱力は、何かをするのではなく、何かをしない、ということだと思います。
何かをしよう! と思うから、本来不必要な力が入り、無駄な緊張を呼び込んで、動作が固くなる。
ではなくて、殊更には何もしない。ただ、オマカセ! 自然のありように、任せてしまう。そうすれば、新しい境地が、きっと開けてくるのではないでしょうか