健康太一ミニコラム:2018年冬号1
今回は、「気」に着目し煉っていくエネルギーワークについての小記事です。気功法による健康の維持改善、増進の一助としてお役立ていただければ、幸いです
20 練功から煉功へ!
太極拳をしていたときのこと、上半身が緊張し動きの固かったニコニコ太一気功サークルのメンバーに、放鬆功の際にしたように、体の緊張はむろん、心の緊張すらも投げ捨て、静かな気持ちで立ってやってみたら、と伝えたところ、暫くしてアッという声が。
聞くと、足の裏が熱くなり背中から頭にかけて暖かいものを感じた、と教えてくれました。
似た例は、両腕を胸前に、球を抱えるようにして立つ站椿功でも、両腕の内側が暖かい、という感覚を語る人も。
これらは、まさに気(エネルギー)の流れを体感した貴重な瞬間といえるでしょうが、今後はこうした気を培い、養い、正しく巡らせていくことが大切となるでしょう。
いわば、体をただ運動的に動かすだけの練功から、「気」に着目し煉っていく、エネルギーワークとしての「煉」功への移行です。
ニコニコ太一気功では、昨年10月から進めてきたこの流れを、2018年の新しい年も同様に、メンバーと一緒に、共に深め、追求していきます。