愛犬レイの防寒対策
寒い季節。愛犬のレイがぶるぶる震えています。これは、大変。対策を急がなくては……
腎の気の不足?
♬
雪やこんこ あられやこんこ
……
犬は喜び 庭かけまわり
猫はこたつで丸くなる
昔懐かしい唱歌の一節。こんな唱歌が頭に入っていたせいか、犬は寒さに強いもんだ、となんとなく思っていました。
でも、我が家の愛犬レイも、寄る年波のせいなのか、ここ1、2年は冬になるとどうも寒そう。なので、sumが着なくなったジャンパーやらカーディガン等を仕立て直して、着せていました。でも、昨年末は、様子がちょっと変! ぶるぶる震えているんです。
ハハァ~、歳がいってどうも腎が弱っているみたい……。sumが口癖の東洋医学では、人は歳がいくと、腎の気(生命エネルギー)が弱ってきて、寒さに滅法弱くなる、っていいます。これまで(若い時は)なんともなかったのに、オシッコが近くなったり、夜中にふくらはぎ辺りがツッタり、寒さでぶるぶる震えたり……、こうしたことはたいていは暖かい腎の気の不足からくるもののようです。
犬も、結局、人と同じなんですね。
となると、人が寒さ対策に余念がないのと同じように、レイにももっと防寒対策を講じなければ……。
犬小屋を一回り大きな小屋で囲む……
それで、犬小屋に毛布を敷いたり、アルミシートで周りを覆ったり、掛毛布をしたり、といろいろやってはみたんですが、内部がゴチャゴチャし過ぎたためか、あるいは妙に暖か過ぎたのか、よくはわかりませんが、どうもお気に召さなかったみたい。犬小屋から抜け出て、前の小さな空いたスペースに寝る始末。寒風が吹いている、というのにです。
これではいけない。どうしよう……? もっと厚着にする、屋外で飼うのを止めて室内で飼う、犬小屋をもう少し整理しヒーターを入れる、風除けをする、などなど、あれこれsumと話をしているうちに、意見が一致したのが、犬小屋をもう一回り大きな防風用の小屋で囲む、という案です。これなら、ちょっと工夫をすれば、少ない予算でもなんとかなりそう……。
それでは、と、早速、ウキウキしながら(こんなことが実は大好きなんです!)、チラシの裏の白紙に、設計図?のようなものを書いて、早々にホームセンターに。床材と天板にする塗料済み合板を必要な寸法にカットしてもらい、合わせて、プラダン2枚と釘を少々購入してきました。代金はトータル3500円ほど。
即、手作りで……
翌日、早速、製作です。
家にあったすのこ板をカットし、床用合板と天井用合板をドッキング。三面をプラダンを釘打ちして覆い、庭に設置。そこにアルミシートで内部を覆い、側面をビニールでカバーした旧犬小屋を押し込み、さらにその中とタタキ?の部分の床に百均で買ってきたマットを敷き、カーペットを敷き、ヒサシ?をおろし、と、ここまできたところでレイに入居を指図。すると、すんなり入ってくれました。
新しい改造犬小屋を気に入ってくれたかな、と半ば安堵しながら、毛布類をタタキ部分に敷き詰めると、そこで気持ちよさそうに(多分)横になっていました。
そして翌朝には、ヒサシ部分に、新しい(というか初めての)表札も貼りつけました。
その後、様子を見ていると、レイは寒さの状況に応じて、中の小屋にすっこんだり、タタキ部分に寝そべったり、自分の感覚でどうやら使い分けてくれているようです。心なしか、散歩に行くときも、前より元気みたい。
降雪に低温注意報が……
やれやれ、と思っていると、なんと翌日の昼頃から降雪に。あっという間に積もってきました。そしてその後当地には低温注意報が発令。翌日は幸い晴天となり、人達は雪かきに追われ、レイはさらに工夫改良を加えた新居でオネンネしていました。
どうやら間に合ってくれたようで、良かった良かった\(^_^)/\(^_^)/
ちなみに、レイのことはこちらでも過去に投稿しましたので、よろしかったらご覧くださいませ