ゴツコラ、楽しみな季節の到来!

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ゴツコラの新芽

昨年6月から苗を購入して育ててきた無類の薬草ゴツコラ(ツボクサ)、冬場を持ち越し、いよいよドンドン増やし、あれこれ活用するシーズンの到来です!

稀勢の里関の優勝を祝して? ゴツコラを初めて食す!

大相撲春場所千秋楽、新横綱の稀勢の里関が見事、奇跡的な大逆転優勝を成し遂げました。13日目に左肩付近(二の腕)を痛め、一時は休場かと見られたなかを強行出場しての劇的勝利。思わず大喝采し、稀勢の里関の涙を見て、もらい泣き。その祝勝を兼ねて? というわけでもないのですが、この日、夕食に、自家栽培していたゴツコラを、Sumと一緒に、初めて食しました。生葉は少し硬く苦かったのですが、畑で採れたてのフキノトウ、エシャロットなどと一緒に天ぷらにして食べると、とても美味しくいただけました(^▽^)/バンザ~イ

とんでもない「重要な薬草」

ゴツコラってな~に、という方もいらっしゃるかもしれませんが、和名はツボクサ。そう、庭や道端に生えている、あのツボクサです。これまではなんということもないありふれた植物、というか、どちらかというと雑草のようなイメージをもっていたのですが、これが、なんと、ハーブに興味を持ち出していろいろ調べているうちに、とんでもない薬草らしいと知りました。

アーユルヴェーダといえば、インド大陸発祥の世界最古の伝統医学で、ネット等の情報によると、人の健康は、心、体、行動、環境、そうした全てのものをひっくるめた全体としての調和にある、とする考えが根幹にあるといいます。その自然との共生を説くアーユルヴェーダで、「最も重要な若返りのハーブ」とされ、WHO(世界保健機関)が保護すべき「重要な薬草」としたのが、このツボクサ、ゴツコラなんだそうです。

育てるのも比較的簡単!

しかも、そんな何やら凄いお墨付きをもつ薬用植物でいながら、この日本にあっても、関東以西の温暖な地域では、育てるのもそれほど難しくはなく、プランターでどんどん増やすことができるというのですから、嬉しい限り。これはもう自家栽培して、実地に試してみるほかはない! と大乗り気になりました。Sumに話をすると、「へぇ~、それは凄い! すぐ、やってみようよ」と、一も二もなく、賛同してくれました。

こうして、早速、入手先を調べて、昨年6月に、伊豆大島の薬草農場しまのだいちさんに電話で発注。送っていただいたのが、ゴツコラ(ツボクサ)3苗と茶葉20g。合計代金は、3,400円余。ご親切にも、しまのだいちさんからは、ゴツコラに関する説明や育て方に関する資料も同封していただき、大いに参考になりました。そして9月以降には茶葉を追加発注。

血行促進に、認知力の向上に……

ご参考までに、同封資料にあったアメリカ植物協議会の文献や、日経ナショナルジオグラフィック社刊の『メディカルハーブ事典』によれば、ゴツコラの効能として、次のようなものが挙げられています。なお、肝臓疾患や肝臓疾患を引き起こす恐れのある薬剤を服用しているような場合は、ゴツコラの摂取は避けるべきとの注意書きもあるので、この点は、気をつける必要がありそうです。

・心的疲労を減少させ、精神を明晰にする強壮剤
・慢性静脈不全の治療、血行促進と浮腫の改善
・様々な皮膚疾患の治療
・記憶力、認知力、学習力の向上
・多尿、呼吸困難、喘息、貧血
・胃の働きの改善

Sumが嬉しそうな顔をして、すぐ賛成してくれたのは、ひょっとして、最近衰えを自覚している、この中の“認知力”にあるのかしら? まあ、老齢の二人、お互い様なんですけどね(;^_^A アセアセ

成長の5月、楽しみがいっぱい!

それはともかく、このようにして入手したゴツコラの苗ですが、これらの優れた効能を、Sumや私も含めて、試し、実感するためには、まずもって育て、増やしていく必要があります。幸い、これまでのところ、写真にあるように、その後、苗は順調に生育し、心配していた冬の寒さも(ゴツコラは寒さに弱いといわれる)、どうやら乗り越えて、花が成長する5月を無事、迎えられそうです。

ゴツコラの新芽写真

ゴツコラ(今年3月の写真)

ゴツコラのポット写真

増やす準備は着々と……(今年3月の写真)

ゴツコラの手作り簡易温室写真

手作りの簡易温室。この中で寒い冬場をやり過ごす……

ゴツコラと水苔写真

水苔で保水のほうもしっかりと(昨年12月の写真)

ゴツコラと春野菜写真

ゴツコラと畑で採れたてのフキノトウ、エシャロット

ゴツコラの天ぷら写真

天ぷらにして美味しくいただきました 感謝!

ゴツコラが増えたら、サラダにして食べたり、料理に加えたり、お茶にしたり、ハーブ酒にしたり、美肌水にしたり、髪・頭皮用のトニックにしたりして、いろいろ楽しんだり、何かお悩みのことがあれば試してもらったりしようと考えています。お仲間で、ご賛同いただける方がいらっしゃれば、前回取り上げたステビアと同様、周囲の方々とも手を組んで、このお墨付きの薬用植物ゴツコラを有効活用する輪を広げていければいいな、と思っています。そう、お楽しみはこれからです!((o(^-^)o))ワクワク

⇒ ステビアが凄い、すごすぎる!