土の中の幼い益虫カナブン、見っけ!

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カナブンの幼虫

プランターの土をいじっていると、中に白い幼虫が……。取り出して地面に置くと、なんと仰向けに歩き(動き)出した……

仰向けに動く幼虫

5月も末のこと、スミレの季節も終わり、新しい花を植えようと、プランターの土をいじっていると、白い幼虫らしきものを発見!

えっ、何だろう?
取り出して、地面に置くと、丸まってしまいました。

ハテ?

と思って見ていると……

なんと仰向けになって、動き出した……

わっ、本当にいるんだ!

土中の益虫と害虫

畑を始めるようになって、ほぼ7年。いまだに初心者の域を抜け出せません。周りの方々からのアドバイスもいただきながら、今度はこうしよう、ああしようと、野菜づくりに、楽しみつつも、試行錯誤する日々。そんな我が家の愛読書の一つが「図解マンガ フクダ流家庭菜園術」(福田俊著)。

手づくりの液肥づくりに興味があって読み始めたんですが、ぼかしや生ゴミの処理など、あれこれ、参考にさせてもらってます。

ある時、何気なくこの本を手に取って見ていると、「土中の白い虫いろいろ」と題して、土の中の白い幼虫には、人にとって益虫と害虫がいるという話が載っていました。益虫というのは、土の中の腐植を食べて分解し、土づくりに役立ち、植物の栄養吸収を助けてくれるもの。一方の害虫は、根を食べて、作物を台無しにするもの。成虫になっても、益虫は花や木の蜜を吸うだけですが、害虫は豆類などの葉を食い荒らします。前者の益虫の一つがカナブンで、後者はコガネムシ、ということです。

どちらも同じ白い幼虫なんですが、その見分け方が面白く、益虫のほうは仰向けになって動き、うつ伏せになって進むのは害虫だというんです。そのことがイラスト入りで楽しく書かれており、へぇー、仰向けに動く虫がいるんだ~と、印象に残っていました。

初めての出会い

そんなことがあったので、実際にこの目でカナブンの白い幼虫を初めて見たときは、
わっ、本当にいるんだ!
と、思わず感激! 大声でSumを呼びました。

何事ならんと、様子を見に来たSumも、仰向けになってどこかユーモラスに動くその姿を見て、おお、これはスゴイと、早速、カメラをもってきて撮影。

その日は、二人して、ハッピーな気分に浸ることができたのでした。

You Tubeに動画をアップしましたので、よろしければご覧ください(*^-^*)